綺麗事ばかりじゃない

日々のモヤモヤ日記~溜め込まずにどんどん吐き出そう~

はい、連投(笑) 眠い!!

連投です。

うー眠い…

 

紅茶は飲み終わったので、まぁまぁな感じで、今回はいくつか私が最近読んだ本について書きたいと思います。

長いですがどうかお付き合い願います。

 

まず一つ目。

これは、だいぶ前に購入したのですが、「保育園義務教育化」という本です。

感想は…そう!これなんだよ!お偉いさん方気付いてよ!です。

これじゃ分かりませんよね(笑)

 

要するに、子どもを産める=少子高齢化を食い止められる唯一の性である女性が、出産しても尚働きたいと思う存在(母親)は、社会として、国として表彰ものではないのかという内容でした。

子どもを産んでくれる、おまけに働いてくれる=税金を払ってくれる。

そんなありがたいはずの存在を、保育園の待機児童や時短で縛っていいものか、と。

ならばいっそ、保育園も義務教育にしてしまえばいいのではと。

 

目から鱗でしたね。

そうだよ、何で自分自身気が付かなかったんだろうって。

私自身、二人の子どもを産んでも、働きたい気持ちは何年も前からありますが、ちょっとでも熱が出たらお迎え要請、保活を考えたり、産休や育休制度のない会社だったので、まだ働きたいのに…と思っていました。

そうだよ、表彰されてもいいくらいではないのか。

なぜ、命を張ってまで子どもを産んでくれて、更に働いて経済を回してくれる母親が縛られるのか…ここ何日か、就活していてもっと思ったことです。

もっとチャレンジしたい方もいらっしゃるでしょうし、もっとキャリアを積みたい女性もいらっしゃるはず。

本気で少子化を何とかしたいのならば、もっと大事にしろ!!そう感じた一冊でした。

 

さて続きます。

次は、ちょっと怖いので…著者名を出しにくいのですが…ライブドアの方、と濁らせていただきます。。

怖いというのは、ブログにこういう形で紹介するのはいかがなものかと思ったので、その方を批判等するつもりはまったくありません。

むしろ尊敬しています。

 

私はわりとオタクなので、予約していたコミックを買いに久しぶりに書店に行ったら、新刊でその本を見つけたのです。

いつもなら目的のものさえ買えばまっすぐ帰ろーな感じなのですが、そこに何故か足が止まったのです。

旦那とのたくさんの価値観の違いを、「それはそうでしょ」といい意味でぶった切るような(失礼な言い方で申し訳ありません)内容で、気が付いたら同じ方の別の本を2冊持ってレジにいました(笑)

 

その方は、以前の私なら「破天荒で非常識」なんて思っていた気がしますが、今感じるのは、ただただすごいな…と。

チャレンジ精神がとにかくすごい。超人的。でも楽しんでいるから無理していないし、苦痛にも感じない。

一見、自分とは関係のないプロジェクトに誘われても、即OKで、結果その経験が新たなチャレンジと成功に繋がっていく。

ものすごい向上心です。それを楽しんでいられるというのが、本当に本当にすごい。

 

破天荒で何が悪い、一般的に言われる常識にとらわれているから動けないのだ、みすみすチャンスを逃すな、と書いてあるんですよ。

 

例えるなら、最近悩んでいる旦那と私の貯金感覚の違い。

その方は、目標のない貯金ほど無駄遣いしているものはないとおっしゃるんです。

うわー!すごいことおっしゃるんだなと思いました、正直。

 

昔から、きっと誰もが「貯金するべし」と教えられてきたけれど、貯金そのものをしている間にそっとやってくるチャンスを逃すくらいなら、貯金なぞやめてしまえと。

これはあくまでも私の意訳なので、ご本人はそんなつもりで書かれたのではないのかもしれません。

 

貯金自体が悪いのではない、ただ、使うべきときに使え、足りなければ頭を下げて借りろ、そしてきちんと返せるように稼げ、なんですよね。

銀行の貯金の仕組みを知れば、すっごく分かりやすかったです。

そして、一番大事なのは時間であってお金ではない、と。

 

私は、昔から本当~に貯金が苦手…というか大嫌いでした。

貯金することに意義を見出せなかったというか、、そのとき欲しいものがあって、それを借金することなく手元に買えるお金があるなら、使ってもいいのではないのかと思っていました。

 

親や、周りの言うことも一理あるし分かるんですよ。

「今我慢したら、もっといいものが買える」という考え。

間違ってはいないと思うんですけれど、いざもっと貯めて買おうとしたらなかったらどうするんだ?と幼心に思っていました。

ヒネた子どもでしたね(笑)

 

まだ小学生だった頃、毎年のお年玉やお小遣いをコツコツ何年も貯めて、その貯金も親が管理していたのですがいつの間にか使われていて、残高がゼロになっていました。

それがトラウマになっている部分もあります。

通帳だけ渡されていたのですが、目標額に達したまま記帳していなかったら、カードを預けていた母親に勝手に使われていて、しかも謝罪どころか開き直られたので、自分の子どもが誰かからお祝い等をもらったら、一円も引き出さずに管理してあげて、本人が使いたいというときに、用途を聞かずに渡そうと思っています。

本当は銀行に預けずに持ち歩きたいのですが、危ないのは怖いので。。

 

ちょっとずれますが、雑貨屋さんに行くと、主婦が考えた便利グッズをよく見かけます。

主婦の方は日々、多かれ少なかれ家事をしているわけですから、「こういうのがあったらいいのになー」とか思うんです。

この前ビックリしたのは、灰汁取りのお玉でした。

穴、開いていないんですよ!灰汁取りなのに!

お玉の裏側にデコボコがついていて、その部分を灰汁につけると灰汁が取れるという…発想がとにかく斬新で、しばらく見入ってしまいました。

た、確かに便利かも…!すごいアイディアだ!と感動しました。

 

ただ、本の話に戻ると、アイディアをたくさん持っていても、実現しなければ意味がない、ということだったんです。

主婦の方も働いていらっしゃる方も、大なり小なり「これがあったらな…」な思いはあると思うんです。

それを実現できるかできないかで、成功するかしないかに分かれるんですよね。

 

身の回りを見てみると、先人がアイディアを実現したものが多いことに気が付きます。

電気、ガス、水道、電話、、ライフラインだけでもこんなにありました。

テレビも、「あったらいいな」からスタートして、白黒からカラーになり、ブラウン管から液晶になり、画質もよくなり薄くスタイリッシュになりました。

重いのに、壁にかけられるとか、すごくないですか!

 

冷蔵庫も、昔はその日その日に買ったり収穫していたものを、長期で保存できるように塩漬けが始まり、でも何でもかんでも塩漬けにはできないから(放っておいたら発酵して、美味しくなるときもあります)、冷やしたい。

だから箱型の上に氷を載せて冷やしていたけれど、暑いときなんて氷なんてすぐに解けてしまいますから、何度も買わなければならない。

何とかならないか…そうか、電気ではどうか。

たくさん試行錯誤をして、できあがったのが今の冷蔵庫の原型ですよね。

電気は不思議なもので、暖かい空気も出せれば冷たい空気も出せる、だからエアコンができた。

 

テクノロジーの進化と、アイディアの実現化をしてくれた方々がいらしたからこそ、今自分はそこそこ快適に暮らしているのだと。

チャレンジ精神と、向上心、人よりも強いしつこさ、アイディアを実現できる(しようとする)力、それが、この方のおっしゃる「仕事が楽しくて充実している」に繋がっているのかなと思いました。

もしかしたら、全然違うかもしれませんが…。

 

私にとっては、読んでいて驚きと目から鱗の連続で、楽しい本でした。

 

長くなりましたが、最後の本は、ホッ〇クックを激推ししていらっしゃる主夫のブロガーさんの本です。

この方は、サラリーマンも経験された上で主夫になられた方なので、外で働く大変さと、家事育児、特にパートナーとの協力関係がとても大事だとおっしゃっている方です。

最初に知ったのはYouTubeでした。

漫画形式だったので、見やすかったのもありますが、「そう、これよ、これが主婦の大変さなのよ…」と泣きながら見ていました。

買い物だけで疲れる、そんなの外で働いている方から見たら大したことにうつらないのかもしれない。

でも実際にやってみると、子連れ買い物は戦争です。

何もスーパーだけじゃないんです、書店でもコンビニでも、何なら公園の自販機でも戦争になりかねないんです。

水筒を持って行っているのに、自販機を見た途端走り出して私を呼ぶ我が子…

「お茶持ってきてるし買わないよー」

なんて言葉は通用しません。

無理やり自販機から引きはがす感じか、根負けして1本だけ買うかのどちらかなんです…

そりゃ疲れます…

 

毎日義務のように料理をしているわけですから、休みの日もすこしくらいあってもいいのではないか。

お風呂くらい、たまには一人で入りたい。

たまには一人で外食したい…。

 

家族でのお出かけも楽しいのですが、一人で動く気楽さはその比じゃないんです。

 

先に紹介した本を買うきっかけになった書店も、上の子に

「予約している漫画、取りに行けないー」

とつぶやいたら、

「それなら今から行ってくれば(時間は17時を過ぎていました)?」

と言われ、

「え…?あ…そう…?待っていられるの?」

と聞いたら、

「別に宿題してるし、終わったらテレビ見てるかお風呂入ってるから行って来たらいいよ」

と言ってくれたので、お言葉に甘えて単身で書店に行くことができました。

 

正直なところ、子どもたちだけで、いくら書店が近いとはいえ留守番させるのはすごく迷いました。

でも、取り置きがそろそろ終わるのに用事がたくさんあるし、まだ辛うじて明るかったので、インターホンが鳴っても出ないこと、窓や玄関から出ないこと、もしピンポンがお母さんだったら、それと分かるキーホルダーをカメラに見せるからと約束し、お風呂の準備もしてごはんの準備も終わっていたので、お風呂がわいたら入るんだよ、と約束を繰り返し交わして、玄関に鍵をかけて書店へ行くことができたのです。

 

心配な反面、頼もしくなったな…そんな感動をおぼえつつ、急いで帰ったら宿題もお風呂も済んでるんですよね。

下の子のことも洗っててくれました。

 

嬉しかったです、本当に単純に。。

出かけていた時間は30分強くらいでしたが、24時間一緒にいるのをちょっとの時間でも解放してくれた上の子には感謝しかないですね。

 

シュフこそ外食するべき、シュフこそ単身で外出するべき、本当にこれだけのことで、我が子がいつもよりも愛おしく感じるのです。

もちろん、パートナーのことも、素直に感謝できますし。

 

この本は有名なので(シュフというより、サラリーマンに例えたら、というようなタイトルです)、ご存じの方はたくさんいらっしゃるかと思うのですが、主婦が大変と言ったら、「俺も大変」って返すより、「今日は何があったの?」と聞いてほしい、それを代弁してくれる本でした。

 

以上、長くなりましたが、感動したり目から鱗が落ちたり泣いてしまったり、個人的にはとても楽しい本たちでした。

まだまだ載せたい、伝えたい本がたくさんあるのですが、今日はこの辺で。

ありがとうございました<m(__)m>